京都大・村上正浩教授の研究室による「太陽光利用によるアミノケトンへのCO2固定化」に関する論文がAngew. Chem. Int. Ed.のHot Paperに選ばれる

京都大学大学院工学研究科・村上 正浩教授の研究室による、太陽光利用によるアミノケトンへの二酸化炭素固定化に関する論文が、Angewandte Chemie International Edition (ACIE)のHot Paperに選ばれました。この論文では、アミノケトンを太陽光の照射によって環化させ、その際に蓄積されたエネルギーをCO2固定化に利用するアプローチが示されました。太陽光エネルギーの活用とCO2の資源利用化をともに実現する新しい試みとして、今後の発展が期待されます。
 ⇒ Hot Paper: Solar-Driven Incorporation of Carbon Dioxide into α-Amino Ketones (現在はリンク切れ)

この論文は、Early Viewとしてオンライン版で先行公開されています。(本文を読むにはアクセス権が必要です)
 ⇒ Ishida, N., Shimamoto, Y. and Murakami, M. (2012), Solar-Driven Incorporation of Carbon Dioxide into α-Amino Ketones . Angew. Chem. Int. Ed.. doi: 10.1002/anie.201206166

☆ ACIEでは、急速な展開によって注目を集めている分野における研究で、編集委員が特に重要性を認めた論文をHot Paperとしています。
 ⇒ 最近Hot Paperに選ばれた論文

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