2012年2月のワイリー理工書ベストセラーはこちら!

日本で2月に最もよく売れたWiley(Wiley-Blackwell, Wiley-VCHを含む)の理工書トップ5をご紹介します。タイトルまたは表紙画像をクリックすると、目次やサンプル章など、詳しい内容をご覧いただけます。

1位 Clinical Trial Design: Bayesian and Frequentist Adaptive Methods
Guosheng Yin
ISBN: 978-0-470-58171-1
Hardcover / 364 pages / February 2012
臨床試験デザインで主流となっているベイズ流(Baysian)手法と頻度論的(frequentist)手法を比較しつつ、それぞれを理論・実践の両面から詳解。世界的な医学研究所や製薬企業で用いられている最先端の試験デザインおよび統計手法を紹介します。本書中で使われるソフトウェアは、本書のウェブサイトから無料でダウンロードできます。
 
2位 Enzyme Catalysis in Organic Synthesis, Third, Completely Revised and Enlarged Edition, 3 Volume Set
Karlheinz Drauz, Harald Gröger, Oliver May (Editors)
ISBN: 978-3-527-32547-4
Hardcover / 2038 pages / February 2012
2002年刊行の旧第2版を大幅に改訂増補し、酵素触媒に関する最新の知識を集大成した、全3巻の参考図書です。実験室レベルでの合成と工業的な応用の両方をカバーする本書は、化学・バイオテクノロジーに関わるすべての研究者・技術者に有用です。

3位 Understanding NMR Spectroscopy, 2nd Edition
James Keeler
ISBN: 978-0-470-74608-0
Paperback / 526 pages / April 2010
高分解能NMRについてある程度の知識のある読者を対象に、NMR実験を実際に行う方法をより深く理解できるようにするための教科書です。高く評価された初版に改訂を加え、NMR実験の進め方とその背後にある理論を、二色刷りで分かりやすく解説します。

4位 Transmission Lines in Digital Systems for EMC Practitioners
Clayton R. Paul
ISBN: 978-1-1181-4399-5
Hardcover / 288 pages / December 2011
電子工学の技術進歩に伴って現代のEMC技術者に求められるようになった最新のスキルを簡潔に、もれなくカバーする解説書です。伝送線路(Transmission Lines)、クロストーク(crosstalk)、シグナルインテグリティ(signal integrity)といったトピックが取り上げられます。

5位 Greene’s Protective Groups in Organic Synthesis, 4th Edition
Peter G. M. Wuts, Theodora W. Greene
ISBN: 978-0-471-69754-1
Hardcover / 1110 pages / October 2006
有機合成で使われる保護基に関しては決定版といっていい書籍で、刊行から5年を経て今なお売れています。様々な保護や脱保護に関し、多くの技術が紹介され、また反応チャートを参考に保護基の選択や脱保護の順序などを研究に役立てることが可能です。

ご注文は最寄りの書店・ネット書店で承ります。

カテゴリー: 書籍 タグ: パーマリンク