ChemNanoMat誌から「ナノバイオインターフェイス」特集号 / 日本人研究者の論文を多数掲載、2016年6月末まで無料公開

ChemNanoMatナノ材料の化学とその応用に関する専門誌として2015年に新しく創刊されたChemNanoMatは、2016年5月号(Volume 2, Issue 5)を、ナノバイオインターフェイス (Nanobiointerfaces) 研究の最新成果をまとめた特集号として発行しました。生体組織とナノ材料との接触界面を扱うこの研究領域は、化学・材料科学・高分子・細胞生物学・生体材料工学・医学が関わる学際性の高い分野で、基礎研究から医療への応用までを視野に幅広くホットな展開を見せています。この特集号は、2016年6月30日までオンラインで無料公開されています。

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ChemNanoMat誌は、京都大学大学院工学研究科・北川進教授(物質-細胞統合システム拠点(iCeMS)拠点長)が共同編集委員長を務めるほか、多数の日本人研究者が編集委員・編集顧問として参加する日本との関わりが深いジャーナルです。本号でも、物質・材料研究機構(NIMS)・国際ナノアーキテクトニクス研究拠点(MANA)の有賀 克彦主任研究者による総説(Focus Review) “Interfaces Working for Biology: Solving Biological Mysteries and Opening Up Future Nanoarchitectonics” をはじめ、日本人研究者による論文を多く掲載している点が注目されます。

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