Advanced Materials誌から「国際ナノアーキテクトニクス研究拠点(MANA)」特集号

文部科学省による「世界トップレベル研究拠点形成プログラム」(WPIプログラム)の研究拠点の一つとして2007年に創設された国際ナノアーキテクトニクス研究拠点(MANA)は、およそ半数の外国人を含む200人以上の研究者を擁し、世界的にも高水準の研究成果を生み出しています。

Advanced Materials誌は、青野 正和 MANA拠点長らを客員編集者に迎え、Volume 24, Issue 2を「MANA特集号」として発行しました。
 ⇒ Special Issue: WPI Research Center for Materials Nanoarchitectonics, NIMS (目次)

Editorialでは青野拠点長らがMANAが追求する「ナノアーキテクトニクス」の概念を解説し、またMANAのアドバイザーを務めるHeinrich Rohrer博士(1986年ノーベル物理学賞受賞者)が科学の社会的意義を、同じくアドバイザーのHarold W. Kroto博士(1996年ノーベル化学賞受賞者)が若手研究者にとってMANAで働くことがいかに有益かをそれぞれ論じています。そのほか、MANAの所属研究者による論文を多数掲載しています。

この特集号については、材料科学のニュース配信サイトMaterials Viewsでも報じられています。
 ⇒ Thinking Big about Small-Scale Research: Nanotechnology in Japan

(2012.1.11 追記) MANAのサイトにも特集号についての記事が掲載されています。
科学誌「アドバンスト・マテリアルズ」にMANAの特集号を発行

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