計算化学のパイオニア Paul von Ragué Schleyer教授(米ジョージア大)が11月21日死去

計算化学のパイオニアのひとりとして著名な米ジョージア大学のPaul von Ragué Schleyer教授が、11月21日に84歳で亡くなりました。化学ニュースサイトChemistry Viewsが伝えています。

Schleyer教授はリチウム化学やかご状炭化水素分子の研究といった分野で多数の論文を発表し、計算化学の手法を駆使して分子構造の決定にも貢献しました。アメリカ化学会のArthur C. Cope Scholar Awardをはじめ豊富な受賞歴があり、またWileyから1998年に出版された Encyclopedia of Computational Chemistry の編集長を務めるなど、多くの著作も出版しました。

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