ChemPlusChem誌で”Early Career Series”がスタート|学際的研究に取り組む若手化学者にスポットライト、重要論文の著者にはインタビューも

cpc_olbannerleft化学の複数の下位領域間または化学と他分野との学際的研究の成果を専門に出版するジャーナルChemPlusChemで、期待の若手化学者にスポットライトを当てる新企画“Early Career Series”が始まりました。

ECS iconEarly Career Seriesでは、学際性の高い研究で注目される若手化学者を編集委員会がノミネートし、コレスポンディング・オーサーとして論文を依頼します。査読を通過して同誌に掲載された論文には、右の「ECSアイコン」が付けられます。それに加えて、論文が査読者から特に高い評価を得た場合は、経歴や研究内容などについて語る著者インタビューも別途掲載されます。このEarly Career Seriesから、自分の研究に新しい視点をもたらしてくれる若手化学者が見つかるかもしれません。今後取り上げられる論文・著者にぜひご注目下さい。

Early Career Seriesの対象論文は各号に随時掲載されるほか、Early Career Series特集ページで一覧できるようになっています。現在、その第一弾として長岡技術科学大の多賀谷 基博助教らによる4報のECS論文が掲載されているほか、チェコ科学アカデミー有機化学・生化学研究所のPetr Cígler合成ナノ化学グループ長へのインタビューが公開されています。Cígler氏は、クリックケミストリーによるダイヤモンドナノ粒子の表面修飾に関する論文が重要論文に選ばれました。

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