編集長Peter Goelitzが振り返る、2011年のAngewandte

今年もいよいよ残りわずかですね。ご存知の通り今年2011年は世界化学年でしたが、Angewandte Chemie International Editionにとっても、創刊50年目となる記念の年でした。

同誌の編集長Peter Goelitzが、この度オンラインで先行公開されたEditorialの中で、Angewandteにとってのこの一年を振り返っています。ブログ読者の皆さんには、後半で触れている次のようなデータが特に興味深いかもしれません。

  • 2011年のCommunications投稿数は約8200報。前年(2010年)より12%・800報の増加
  • リジェクト率は80%弱なので、掲載数は本来なら800報×20%=160報増えるはずだが、投稿から出版までの期間短縮によって、実際には300報も掲載が増えた。2011年第4四半期では、Communicationsの掲載論文のうち50%が、オンライン投稿から2ヶ月以内にオンライン公開された
  • 2011年は、それぞれ前年比でReviewsを40%、Minireviewsを60%、Essaysを100%増加。全体では前年より25%・2430ページのページ増となった

このEditorialは、以下のリンク先から無料公開されていますので、ぜひご一読下さい。
 ⇒ Gölitz, P. (2011), “Good things speak for themselves …. Angewandte Chemie International Edition. doi: 10.1002/anie.201108625

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