チューリッヒ工科大 Helma Wennemers教授の講演会 (TCR Lecture) を2017年3月の日本化学会春季年会で開催 / ペプチド触媒による不斉合成反応の研究に業績

Helma Wennemers教授

Helma Wennemers教授

日本化学会第97春季年会は、2017年3月16日(木)から慶應義塾大学・日吉キャンパスで開催が予定されます。その会期中に、毎年恒例の講演会 The Chemical Record Lecture (TCR Lecture) が行われます。今回の講師は、スイス・チューリッヒ工科大学(ETH Zürich)のHelma Wennemers教授に決まりました。

TCR Lectureは、2002年から続く伝統ある学術講演会です。日本化学会がWiley-VCHと提携して発行する英文誌The Chemical Recordの提供により、毎年の春季年会に合わせて世界的に高名な化学者を講師に迎えて開催されます。

今回の講師となるWennemers教授はペプチド化学が専門で、特にペプチドを触媒として用いる不斉合成反応の研究を精力的に行っています。今回の講演でも、ペプチドを中心とした不斉有機分子触媒に関する研究の新展開の紹介が期待されます。また同教授は、The Chemical Record誌の国際編集顧問のひとりでもあります。

tcr_cover講演の開催は、3月18日(土)に予定されています。時間・場所等の詳細が決まり次第当ブログでお知らせしますので、続報をお待ち下さい!

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