創刊1周年記念・オープンアクセス誌Energy Science & Engineeringが論文出版料金無料キャンペーン中(先着100報の投稿を対象)

Energy Science & Engineering banner
Energy Science & Engineeringエネルギー問題に関する理論的・技術的な研究成果を出版するオープンアクセス(OA)の論文誌 Energy Science & Engineering は、昨年4月の創刊から1周年を迎えました。同誌は、Society of Chemical Industry (SCI, 英国化学工業会)とWileyが共同で発行しています。

創刊1周年を記念して同誌では、2014年5月7日以降の投稿論文のうち先着100報限定で、論文出版料金を無料にするキャンペーンを開始しました。論文出版料金(Article Publication Charges, APC)は論文をOAで公開するための費用で、通常は論文が査読を通過して掲載が決まった時点で課金されます。なお先着100報に間に合わなかった投稿論文には、通常の論文出版料金が適用となります。

同誌が扱う主題には、エネルギー全般に関わる問題のほか、エネルギー貯蔵、電力工学、化石燃料、原子力エネルギー、再生可能エネルギーなどが含まれます。 (Aims and Scope) 該当の分野で論文の投稿先をお探しの方は、この機会に同誌への投稿をぜひご検討下さい。

  •  投稿方法  同誌ホームページでAuthor Guidelines(投稿規定)をご確認の上、画面左のメニュー中の「Submit an Article」からオンライン投稿して下さい。

最近、論文出版料金を目当てに、まともな査読を行うことなく内容を問わずに出版する低クオリティのOA誌の増加が問題となっています。(参考記事) 多くの時間と労力を注いで書き上げた論文であれば、OAで出版する場合も発表の場は慎重に選びたいものです。今回ご紹介したEnergy Science & Engineeringのように、信頼できる学協会・出版社が発行するOA誌へのご投稿をおすすめします。

カテゴリー: キャンペーン, ジャーナル パーマリンク