福井大・飛田英孝教授らを客員編集長に迎え、Macromolecular Theory and Simulations誌から「複雑な重合反応のモデル化とシミュレーション」特集号

Macromolecular Theory and Simulations化学現象を記述する数理モデルの進歩とコンピュータの高速化は、高分子の生成過程のような複雑な現象の解明に大きく貢献してきました。

Macromolecular Theory and Simulations誌の2014年3月号 (Volume 23, Issue 3) は、「複雑な重合反応のモデル化とシミュレーション」をテーマとする特集号として発行されました。本号の共同客員編集長を務めるのは、当分野の世界的な専門家である福井大学工学部・飛田 英孝教授とカナダMcMaster University・Shiping Zhu教授のお二人です。このテーマに関連して、ヘテロ相重合、高分子の非線形成長、モンテカルロ法および他の計算法とのハイブリッドによるシミュレーション、解析解とその応用といった主題を取り上げる論文10報を収載し、当分野の最新の展開を示します。

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