ケンブリッジ数学教授が予想「ボルト選手は100m記録を9秒45まで伸ばせる」

「世界で一番速い男」陸上短距離のウサイン・ボルト選手が持つ100m世界記録は9秒58(2009年)です。彼は今後この記録をどこまで伸ばせるでしょうか?

「9秒45」という予想を挙げたのは、陸上コーチやスポーツ解説者ではなく、ケンブリッジ大学で数学を教えるJohn D. Barrow教授です。教授は、「スタート時の反応」「レース時の風速」「開催地の高度」という3つの要因が記録に与える影響を統計学的に分析し、ボルト選手の走力がこれまでと変わらないと仮定しても、最適の条件が整えば0.13秒の記録短縮が可能と算出しています。

■ 要約記事(プレスリリース)
 ⇒ How Usain Bolt Can Run Faster – Effortlessly

■ Significance誌に載った元記事はこちら(無料公開)
 ⇒ Barrow, J. D. (2012), How Usain Bolt can run faster – effortlessly. Significance, 9: 9–12. doi: 10.1111/j.1740-9713.2012.00552.x

Significance誌は、英国の王立統計学会 (The Royal Statistical Society) とアメリカ統計学会 (The American Statistical Association) が共同で、統計学に関心を持つ幅広い読者に向けて発行する雑誌です。オンライン版はWiley Online Libraryで提供されています。また、Significanceのウェブマガジンでは、特選記事を無料で読めますので併せてご利用下さい。

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