折り曲げ自在、ケーブル状のリチウムイオン電池|韓国の研究チームが開発

ノートPCや携帯電話のバッテリーとしておなじみのリチウムイオン電池といえば、四角や円筒など形はさまざまでも、がっちりした固形になっているのが普通です。

韓国・釜山大学を中心とする研究チームは、電池材料を細長く延ばし、らせん状に成形することによって、自在に曲げ伸ばしできるケーブル型リチウムイオン電池を開発しました。長さ25cmの試作品を使った実験では、LEDのサインボードを点灯させたり(右写真)、MP3プレイヤーを鳴らしたりすることに成功しています。

製品化に向けては、性能試験や安全性試験をクリアする必要がありますが、ブレスレットやネックレスとして身に付けて持ち歩ける便利なバッテリーが実現するかもしれません。

この成果はAdvanced Materials誌に発表され、現在無料公開されていてどなたでもお読みいただけます。
 ⇒ Kwon, Y. H., Woo, S.-W., Jung, H.-R., Yu, H. K., Kim, K., Oh, B. H., Ahn, S., Lee, S.-Y., Song, S.-W., Cho, J., Shin, H.-C. and Kim, J. Y. (2012), Cable-Type Flexible Lithium Ion Battery Based on Hollow Multi-Helix Electrodes. Adv. Mater.. doi: 10.1002/adma.201202196

材料科学ニュースサイトMaterials Viewsに掲載された紹介記事はこちらです。
 ⇒ Materials Views – Battery or Bracelet? Cable-Type Flexible Lithium-Ion Batteries

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