アメリカがん協会がBreast Cancer Statistics 2013年版を発表|乳がん死亡率は1990年から34%減

ca_coverアメリカがん協会(the American Cancer Society)は、米国内の乳がん罹患数の公式統計としてBreast Cancer Statisticsの2013年版をまとめ、同協会が発行するCA: A Cancer Journal for Clinicians誌で発表しました。

■ Breast Cancer Statistics, 2013 HTML / PDF (無料公開)

今回発表された統計は、乳がんの発生率、死亡率、生存率などのデータをまとめるとともに、米国における乳がんの概要を掲載します。これによると2013年の浸潤性乳がん罹患数は232,340人、乳がんによる死亡者は約39,620人と予測され、8人に1人が乳がんを生涯の間に発生すると報告されています。

また、2006年から2010年のアフリカ系アメリカ女性の乳がん罹患率は微増する一方で、ヒスパニック系女性は減少、その他白人、アジア系/太平洋諸島系、アメリカ先住民/アラスカ先住民は横ばいであり、人種により罹患率が異なることが判明しました。

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