7月は米国で膀胱がん啓発月間 関連論文を8月末まで無料公開中

BladderCancerAwarenessVirtualIssue
7月は米国で「膀胱がん啓発月間」です。全米で膀胱がんは6番目に最も多いがんで、2014年は75,000人近くの新規発症者が予想されています。この重要な月間の啓発の手助けとして、膀胱がんに関連する論文20編を、がん、病理、泌尿器分野等の様々な雑誌から集めたオンライン特集号を出版しました。2014年8月31日まで全文に無料でアクセス頂けます。是非この機会にご覧ください。

膀胱がん 特集号
   ⇒Bladder Cancer Awareness Virtual Issue

論文一覧
Effects of age and comorbidity on treatment and survival of patients with muscle-invasive bladder cancer
International Journal of Cancer

Perioperative chemotherapy for muscle-invasive bladder cancer: A population-based outcomes study
Cancer

Downregulation of DAB2IP results in cell proliferation and invasion and contributes to unfavorable outcomes in bladder cancer
Cancer Science

Expression of UDP-glucuronosyltransferase 1A in bladder cancer: Association with prognosis and regulation by estrogen
Molecular Carcinogenesis

Expression of HMGA2 in bladder cancer and its association with epithelial-to-mesenchymal transition
Cell Proliferation

Does polyomavirus infection interfere with bladder cancer fluorescence in situ hybridization?
Diagnostic Cytopathology

Clinical utility of urinary soluble Fas in screening for bladder cancer
Asia-Pacific Journal of Clinical Oncology

Genetic score of multiple risk-associated single nucleotide polymorphisms is a marker for genetic susceptibility to bladder cancer
Genes, Chromosomes and Cancer

High morbidity and mortality found for high-risk, non–muscle-invasive bladder cancer
CA: A Cancer Journal for Clinicians

Evaluation of urovysion and cytology for bladder cancer detection
Cancer Cytopathology

Therapeutic enhancement of S-1 with CPT-11 through down-regulation of thymidylate synthase in bladder cancer
Cancer Medicine

Expression of survivin and livin predicts early recurrence in non-muscle invasive bladder cancer
Journal of Surgical Oncology

Adaptive radiotherapy for muscle-invasive bladder cancer: Optimisation of plan sizes
Journal of Medical Imaging and Radiation Oncology

Anti-interleukin-10R1 monoclonal antibody in combination with bacillus Calmette–Guérin is protective against bladder cancer metastasis in a murine orthotopic tumour model and demonstrates systemic specific anti-tumour immunity
Clinical & Experimental Immunology

Stage, grade and pathological characteristics of bladder cancer in the UK: British Association of Urological Surgeons (BAUS) Urological Tumour Registry
BJU International

The chromosome 9q genes TGFBR1, TSC1, and ZNF189 are rarely mutated in bladder cancer
The Journal of Pathology

Fibroblast Growth Factor Receptor (FGFR) amplifications are rare events in bladder cancer
Histopathology

A Cell of Origin Gene Signature Indicates Human Bladder Cancer Has Distinct Cellular Progenitors
STEM CELLS

Apparent diffusion coefficient value reflects invasive and proliferative potential of bladder cancer
Journal of Magnetic Resonance Imaging

An essential role for decorin in bladder cancer invasiveness
EMBO Molecular Medicine

カテゴリー: 泌尿器科学, 腫瘍学 | タグ: | コメントは受け付けていません。

2014年6月の医学・看護・獣医学書ベストセラーはこちら!

日本で6月に最もよく売れたWiley-Blackwellの医学・看護・獣医学書トップ5をご紹介します。タイトルまたは表紙画像をクリックすると、目次やサンプル章(Read an Excerpt)など、詳しい内容をご覧いただけます。

Lecture Notes:Tropical Medicine, 7th Edition1位 Lecture Notes:Tropical Medicine, 7th Edition
Nick Beeching, Geoff Gill
ISBN: 978-0-470-65853-6
Paperback / 408 pages / April 2014

熱帯医学についての定評ある教科書の約5年ぶりの改訂版。眼病およびNeglected Tropical Diseases(= NTD・顧みられない熱帯病)に関する章を新たに追加するとともに、マラリア・結核・HIV/AIDSについての記述を増補。改訂で加えられた豊富な図版と、自習用リソースを集めた専用ウェブサイトが理解を助けます。

Skin Lymphoma: The Illustrated Guide, 4th Edition2位 Skin Lymphoma: The Illustrated Guide, 4th Edition
Lorenzo Cerroni
ISBN: 978-1-118-49249-9
Hardcover / 440 pages / April 2014

他の皮膚病との区別が難しい皮膚リンパ腫に関する診断・治療上の知見を、豊富な写真とともに提供する教科書兼診断アトラスの最新版です。

Von Willebrand Disease: Basic and Clinical Aspects3位 Von Willebrand Disease: Basic and Clinical Aspects
Edited by Augusto B. Federici, Christine A. Lee, Erik E. Berntorp, David Lillicrap, Robert R. Montgomery
ISBN: 978-1-4051-9512-6
Hardcover / 268 pages / March 2011

血小板の機能異常を伴う遺伝性疾患フォン・ウィルブランド病(vWD)の分子生物学的基礎から急性出血への対処まで、幅広い主題を網羅。

Veterinary Ophthalmology 5e4位 Veterinary Ophthalmology: Two Volume Set, 5th Edition
Kirk N. Gelatt (Editor), Brian C. Gilger (Editor), Thomas J. Kern (Editor)
ISBN: 978-0-470-96040-0
Hardcover / 2260 pages / May 2013

動物眼科学の古典的な教科書の、待望の大幅改訂版です。眼科遺伝学とDNA検査、顕微鏡手術などの新しい章が追加されたほか、非侵襲性イメージング技術、ネコ科の眼科学、海棲哺乳類などについての記述を増補。

Present Knowledge in Nutrition, 10th Edition5位 Present Knowledge in Nutrition, 10th Edition
Edited by John W. Erdman, Jr., Ian A. MacDonald, Steven H. Zeisel
ISBN: 978-0-470-95917-6
Paperback / 1328 pages / August 2012

140人近くの国際色豊かな専門家たちが執筆に参加した、栄養学の浩瀚な教科書。改訂にあたりエピジェネティックス・代謝学・スポーツ栄養学に関する章を追加、他の章の記述も最新の知識に基づき改訂しています。


ご注文は最寄りの書店・ネット書店で承ります。

カテゴリー: 一般 | タグ: | コメントは受け付けていません。

アジア糖尿病学会のオープンアクセス誌、Journal of Diabetes InvestigationのiPhone/iPad用無料アプリがリリースされました!

Journal-of-Diabetes-investigation-iPad-and-iPhone-App-now-availableこの度、アジア糖尿病学会のオープンアクセス誌、Journal of Diabetes InvestigationのiPhone及びiPad用の無料アプリがリリースされました。
アプリを利用することで論文がオンラインに発表されると同時に通知を受けることができ、迅速に最新情報へアクセス頂けます。また、巻号ごとダウンロードし、オフライン状態でも閲覧可能で、論文をお気に入りとしてブックマークしておくともできます。論文表示はiPhone及びiPadのそれぞれの画面サイズに併せて最適なレイアウトになるよう調整され、紙に近い感覚でお読み頂けます。

Journal of Diabetes Investigationは2014年よりオープンアクセスになりましたので、どなたでも無料で全文にアクセス頂けます。是非この機会にお試しください。

Download Free AppJournal of Diabetes Investigation
無料アプリをダウンロード

カテゴリー: 生活習慣病, 糖尿病・内分泌・代謝 | タグ: , | コメントは受け付けていません。

論文のソーシャル・インパクトを示すAltmetricデータがWileyの全ジャーナルで利用可能に

Wileyは7月8日、各論文がTwitterなどのソーシャルメディア上で示した影響度(インパクト)を数値化する指標「Altmetric(オルトメトリック)データ」の提供を、全てのジャーナルで開始しました。

Altmetric launch

学術論文の影響度を示す指標としては、「被引用回数」が一般的に使われていますが、被引用回数には、論文の発表からデータが得られるまでのタイムラグが長いといった難点もあります。近年、それを補完するために、ソーシャルメディア上での言及回数などを用いる指標altmetrics(オルトメトリクス、”alternative metrics”からの造語)への注目が高まっています。altmetricsデータの提供元は複数ありますが、それらの中でWileyは、Altmetric社のデータを採用しました。Altmetric社は、論文についてのTwitterやFacebook、ブログ、ニュースサイトなどでの言及や、Mendeleyへの登録者数に基づいて数値指標(Altmetricスコア)を算出しています。

Wileyは昨年来、一部の化学・材料科学ジャーナルオープンアクセス誌でAltmetricデータの試験提供を行ってきました。その中で行われた調査では、「Altmetricデータは論文の価値を高める」と回答した利用者が77%にのぼるなど、Altmetricデータに対して高い評価が示されました。その結果を受けて、WileyはAltmetricデータの提供を全ジャーナルへと拡張することにしました。

 Altmetricデータの見方 

Wiley Online Library上の論文ページには、その論文のAltmetricスコアを示す「Altmetricバッジ」が表示されます。(下図)
ecoevoaltmetric-image-1
Altmetricバッジをクリックすると、スコアの内訳と個々の言及の詳細をカテゴリー別に見ることができます。
ecoevoaltmetric-fig2


なお、「被引用回数とAltmetricデータの、どちらを影響度指標として見るべきか」などと二者択一的に考えるのは早計でしょう。二つの指標を、論文が持つインパクトの異なる側面を示すものとして補完的に用いることで、論文に対して多角的な視点が得られるようになることをWileyでは期待しています。(Wiley Online Libraryには、論文の被引用状況が分かる「Cited By」機能もあります。→ 参考記事

影響度指標と聞くと敷居が高く感じられるかもしれませんが、Altmetricデータは日常的に論文を読む際にも役立ちそうです。Altmetricスコアを見ることで、その論文に対する反響の大きさがリアルタイムで分かるのに加えて、Altmetricバッジからリンクを辿って他の読者のツイートやブログ記事を読むことで、その論文に対する新しい見方を学べるかもしれません。Wileyのジャーナルで興味を引く論文を見つけたら、まずAltmetricスコアを見る、またバッジをクリックして他の読者の反応を見るということを試してみてはいかがでしょうか。

 参考リンク (英語) 

カテゴリー: ウイルス学, 一般 | タグ: | コメントは受け付けていません。

日本における医薬品の承認申請に適応される国際共同試験とアジア試験戦略との比較で新たな兆候が見出される

Comparison of global versus Asian clinical trial strategies supportive of registration of drugs in Japanこのたび、Journal of Clinical Pharmacologyに、日本における医薬品の承認申請に適応される国際共同試験とアジア試験戦略を比較した論文が掲載されました。共同著者のお一人である横浜薬科大学の千葉康司先生より論文のご紹介をいただきましたので、本文と供に是非ご一読ください。なお、当論文は今月のEditor’s Choiceにも選ばれています。

 ⇒Comparison of Global Versus Asian Clinical Trial Strategies Supportive of Registration of Drugs in Japan
*Abstract(抄録)は無料公開。全文を読むにはアクセス権が必要です

***************************************
横浜薬科大学 千葉 康司先生によるご紹介

 近年、医薬品の臨床開発では、臨床試験に参加する被験者を短期間に集めるために日本だけでなく世界各地の試験施設で実施するようになった(国際共同治験)。興味深いことに、日本人と遺伝子が類似する中国人や韓国人が参加するアジア地域の国際共同治験(アジア試験)の数が急増している。本研究では、このアジア試験の位置づけを調査するため、日米欧同時申請の有無、症例数、全集団と日本人集団での結果における一貫性の有無、民族差の有無等のデータを収集し、アジア試験の特徴を整理した結果、新たな徴候が見いだされた。

 アジア試験の特徴を調査するために、アジア試験以外の国際共同治験(worldwide試験)と比較したところ、アジア試験では、29%が日米欧同時申請のデータとして用いられ、worldwide試験では83%とより多く使用されていた。また、アジア試験はworldwide試験より小規模で実施されていることも分かった。さらに、アジア試験の日本人症例数の割合はworldwide試験より高かった。一方で、国際共同治験の複数の民族の中で日本人集団のみを取り出し、有効性エンドポイントについて、対照群に対し有意な差が得られた試験を調査したところ、その割合は、アジア試験の方がworldwide試験より多かった。アジア試験では日本人集団での有意な結果が求められていると示唆された。また、日本での開発開始時に既に欧米で承認あるいは欧米での第3相試験が未計画の場合には多くのケースにおいて、アジア試験が実施されていた。

 結論として、アジア試験は、日本人と白人との民族差により用量の変更が必要となる可能性のある医薬品、グローバル試験に参加する機会を逸した医薬品、欧米での臨床試験が計画されていない医薬品に適応される戦略と考えられた。一方、worldwide試験は、世界同時申請を目的とする医薬品、有効性等に民族差の影響がない医薬品、既に他の疾患で承認され日本人データが収集されている医薬品の効能追加等を目的として実施される臨床試験に適応される戦略と考えられた。

カテゴリー: 薬理学 | タグ: | コメントは受け付けていません。

日本癌学会のオープンアクセス誌、Cancer ScienceのiPhone/iPad用無料アプリがリリースされました!

Cancer Science iPad and iPhone App now availableこの度、日本癌学会のオープンアクセス誌、Cancer ScienceのiPhone及びiPad用の無料アプリがリリースされました。
アプリを利用することで論文がオンラインに発表されると同時に通知を受けることができ、迅速に最新情報へアクセス頂けます。また、巻号ごとダウンロードし、オフライン状態でも閲覧可能で、論文をお気に入りとしてブックマークしておくともできます。論文表示はiPhone及びiPadのそれぞれの画面サイズに併せて最適なレイアウトになるよう調整され、紙に近い感覚でお読み頂けます。

Cancer Scienceは2014年よりオープンアクセスになりましたので、どなたでも無料で全文にアクセス頂けます。是非この機会にお試しください。

Download Free AppCancer Science
無料アプリをダウンロード

カテゴリー: 腫瘍学 | タグ: , , | コメントは受け付けていません。

ノンカロリー飲料の減量効果、米コロラド大などのグループが支持する報告|12週間の減量プログラム参加中に水だけを飲んだ人よりも減量幅が平均2kg近く拡大(オープンアクセス)

drink「ダイエット〇〇」あるいは「△△ゼロ」といった、砂糖の代わりにノンカロリーの人工甘味料を使用したドリンク類が多く出回っています。体重を気にしてこういったノンカロリー飲料を選ぶ人が多い一方で、その効果については、数十年にわたる研究にもかかわらずまだ明確な結論が得られていません。一日を通じてのカロリー摂取を減らす効果を支持する報告がある一方で、効果がないという結果や、中には逆に空腹感を高めてカロリー摂取を増やしてしまうという研究結果も報告され、研究者の間でも意見が大きく分かれています。

このほど米コロラド大学とテンプル大学の共同研究グループは、減量プログラム参加中に毎日ノンカロリー飲料を飲んだグループと水だけを飲んだグループとで体重の減少幅を比較した結果、ノンカロリー飲料を摂取したグループの体重減少が有意に大きかったと発表しました。ノンカロリー飲料の減量効果を支持するこの論文は、肥満研究の主導的な学会The Obesity Societyの公式誌 Obesity に掲載され、オープンアクセスで公開されています。

Obesity

この研究は、運動や食生活指導からなる12週間の減量プログラムの参加者303人 (BMI 27~40) を、毎日ノンカロリー飲料を摂取するグループと水だけを摂取するグループとにランダムに分けて行われました。その結果、ノンカロリー飲料のグループで有意に大きな体重減少が見られたほか、5%以上の減量に成功した人の割合も、ノンカロリー飲料のグループが水だけのグループを上回りました。

グループ 摂取した飲料 体重減少の平均 5%以上減量できた人の割合
ノンカロリー飲料 毎日24オンス*以上のノンカロリー飲料(水は摂取自由) 5.95 kg 64.3%
水だけ 毎日24オンス*以上の水(ノンカロリー飲料は摂取せず) 4.09 kg 43.0%

* 24オンス=約710 ml

研究グループは、ノンカロリー飲料が減量を促進するメカニズムは現段階で不明としていますが、ノンカロリー飲料のグループの方が空腹感のスコアが低かったことから、食事制限に従うのが容易だった可能性を挙げています。過去の一部の研究では、ノンカロリー飲料を飲むとさらに甘いものがほしくなり結果的にカロリー摂取を増やすと報告されていますが、今回の研究ではそのような因果関係を示す結果は認められなかったとのことです。研究グループでは、減量プログラム終了後の追跡調査を行い、長期的な効果の有無を検証する予定です。

カテゴリー: 生活習慣病 | コメントは受け付けていません。

ASCO 2014 (米国臨床腫瘍学会)開催記念 オンライン特集号 – 無料公開中

ASCO_Virtual_Issue
今週シカゴで開催されているASCO 2014(米国臨床腫瘍学会)を記念して、臨床腫瘍学分野の雑誌から14編を集めた特集号がリリースされました。無料で全ての論文にアクセス頂けますので、是非この機会にご覧ください。

臨床腫瘍学 特集号
   ⇒ASCO 2014: Clinical Oncology Virtual Issue

論文一覧
Review of high-dose intravenous vitamin C as an anticancer agent
Asia-Pacific Journal of Clinical Oncology

Tobacco use and cessation for cancer survivors: An overview for clinicians
CA: A Cancer Journal for Clinicians

Annual Report to the Nation on the status of cancer, 1975-2010, featuring prevalence of comorbidity and impact on survival among persons with lung, colorectal, breast, or prostate cancer
Cancer

Cytopathology of pediatric malignancies: Where are we today with fine-needle aspiration biopsies in pediatric oncology?
Cancer Cytopathology

Patterns of chemotherapy-associated toxicity and supportive care in US oncology practice: a nationwide prospective cohort study
Cancer Medicine

Clinical and pathological impact of VHL, PBRM1, BAP1, SETD2, KDM6A, and JARID1c in clear cell renal cell carcinoma
Genes, Chromosomes and Cancer

Risk factors associated with complications in patients with chemotherapy-induced febrile neutropenia in emergency department
Hematological Oncology

The influence of type-specific human papillomavirus infections on the detection of cervical precancer and cancer: A population-based study of opportunistic cervical screening in the United States
International Journal of Cancer

MRI scans significantly change target coverage decisions in radical radiotherapy for prostate cancer
Journal of Medical Imaging and Radiation Oncology

Cure models for the analysis of time-to-event data in cancer studies
Journal of Surgical Oncology

Persephin: A potential key component in human oral cancer progression through the RET receptor tyrosine kinase-mitogen-activated protein kinase signaling pathway
Molecular Carcinogenesis

Bone mineral density among long-term survivors of childhood acute lymphoblastic leukemia: Results from the St. Jude Lifetime Cohort Study
Pediatric Blood & Cancer

Efficacy and Safety of Accelerated Partial Breast Irradiation after Breast-conserving Surgery: A Meta-analysis of Published Comparative Studies
The Breast Journal

Long-term results of a randomized, double-blind, and placebo-controlled phase III trial: Endostar (rh-endostatin) versus placebo in combination with vinorelbine and cisplatin in advanced non-small cell lung cancer
Thoracic Cancer

カテゴリー: 腫瘍学 | タグ: | コメントは受け付けていません。

<論文紹介> 外国語を習得した高齢者は認知機能が低下しにくい|英の研究グループが、約60年前の知能検査結果と老後の認知能力を比較(オープンアクセス)

Annals of Neurology外国語を学ぶと老後の認知機能の低下を防ぐ効果があるという説は、これまで確実な裏付けが得られていませんでしたが、このほどその有力な証拠と見られる研究結果が発表されました。英エディンバラ大学の研究グループは、1947年に11歳で知能検査を受けた人々を対象に、70代となった約60年後に再検査を実施した結果、外国語をひとつ以上習得した人は加齢による認知能力低下の度合いが小さいことを確かめました。この結果を報告した論文は、American Neurological Association(アメリカ神経学会)とChild Neurology Society(米国小児神経学会)の公式誌 Annals of Neurology でオープンアクセスで公開されました。

同グループは、1936年にエディンバラで生まれ11歳時に知能検査を受けた853人を対象として、彼らが70代前半となった2008~2010年に再検査を行いました。853人全員が英語を母国語とし、そのうち262人がこれまでに少なくとも一つの外国語を習得したと回答しました。認知能力を示すスコアの変化を分析した結果、外国語習得者は、11歳時の知能の違いを調整してもなお、非習得者よりも有意に高い認知能力を示し、加齢による認知機能低下の度合いが小さいことが分かりました。この違いは外国語の習得時期が18歳以前・以後のどちらのグループにも見られ、特に一般的認知とリーディング能力で非習得者との差が顕著でした。

外国語を習得した高齢者の認知機能が高いことを示す研究結果はこれまでにもありましたが、外国語学習の結果として認知機能が高まったのか、逆にもともと知能の高い人のほうが外国語を身に付けやすいだけなのかを区別することができませんでした。今回の報告は、約60年も前の知能検査結果を入手することによって児童期の知能の違いを排除することに初めて成功した貴重なもので、外国語学習が認知機能低下を防ぐ効果についての有力な裏付けといえそうです。

カテゴリー: 神経科学, 老年医学 | コメントは受け付けていません。

2014年5月の医学・看護・獣医学書ベストセラーはこちら!

日本で5月に最もよく売れたWiley-Blackwellの医学・看護・獣医学書トップ5をご紹介します。タイトルまたは表紙画像をクリックすると、目次やサンプル章(Read an Excerpt)など、詳しい内容をご覧いただけます。

TNM Atlas 6th edition1位 TNM Atlas, 6th Edition
Edited by Christian Wittekind, H. Asamura, and Leslie H. Sobin
ISBN: 978-1-4443-3242-1
Paperback / 408 pages / March 2014

本書は悪性腫瘍の病期診断に広く用いられる指標「TNM分類」(TNM Classification of Malignant Tumours)に準拠した、定評あるアトラスの約9年ぶりとなる改訂版です。今回の第6版は、TNM分類の最新第7版(2009年)に対応しています。T(腫瘍)およびN(リンパ節転移)分類を500点以上の分かりやすいフルカラーイラストで示し、TNM分類を実際の医療現場で適用する際の大きな助けとなります。

The Melanocytic Proliferations2位 The Melanocytic Proliferations: A Comprehensive Textbook of Pigmented Lesions, 2nd Edition
A. Neil Crowson, Cynthia M. Magro, Martin C. Mihm
ISBN : 978-0-470-56155-3
Hardcover / 536 pages / March 2014

メラノーマ(悪性黒色腫)を中心に、メラノサイト増殖症全般に関する最新の知識をまとめた好評参考書の改訂版。カラー図版300点以上を新たに追加し、診断を助けます。

Biology and Diseases of the Ferret3位 Biology and Diseases of the Ferret, 3rd Edition
James G. Fox (Editor), Robert P. Marini (Editor)
ISBN: 978-0-470-96045-5
Hardcover / 852 pages / April 2014

ペットとして人気の小動物フェレットの疾患について、生物学的基礎から治療法までを総合的に網羅する唯一の本。今回の改訂第3版では内容を大幅に増補し、新たに10章を追加しました。

Mann's Pharmacovigilance4位 Mann’s Pharmacovigilance, 3rd Edition
Elizabeth B. Andrews (Editor), Nicholas Moore (Editor)
ISBN : 978-0-470-67104-7
Hardcover / 866 pages / April 2014

市販されている医薬品の副作用を調査・管理するファーマコビジランス(薬剤監視)についての定評ある参考書の最新改訂版です。国際色豊かな専門家のチームが各章を執筆しています。

Magnetic Resonance Imaging5位 Magnetic Resonance Imaging: Physical Properties and Sequence Design, 2nd Edition
Robert W. Brown, Y.-C. Norman Cheng, E. Mark Haacke, Michael R. Thompson, Ramesh Venkatesan
ISBN: 978-0-471-72085-0
Hardcover / 1008 pages / May 2014

MRIの原理と適用についての教科書として高く評価された初版を15年ぶりに改訂。パラレル・イメージングに関する章を追加するなど、内容を増補しました。


ご注文は最寄りの書店・ネット書店で承ります。

カテゴリー: 一般 | タグ: | コメントは受け付けていません。