京都大iCeMSとハイデルベルク大の合同シンポジウム「幹細胞、物質、メゾ科学の学際領域へ」Biotechnology Journalから特集号

京都大学物質-細胞統合システム拠点(iCeMS=アイセムス)と独ハイデルベルグ大学 SFB873(幹細胞の維持・分化に関する共同研究センター)が昨年7月にハイデルベルク大で開催した合同シンポジウム「Crossing Boundaries: Stem Cells, Materials, and Mesoscopic Sciences(幹細胞、物質、メゾ科学の学際領域へ)」で発表された研究成果のハイライトが、Biotechnology Journalから特集号として出版されました。

 ⇒ Biotechnology Journal – Special Issue: Stem cells and materials (June 2012, Volume 7, Issue 6)

このシンポジウムでは、生命科学と物質科学の垣根を越える学際的な研究成果が多数発表され、特に臨床への応用が可能な新しい幹細胞技術を生み出すためのイノベーションに焦点が当てられました。そのハイライトをまとめた今回の特集号では、ハイデルベルク大のホルシュタイン教授らによるさまざまなモデルシステムにおける自己複製過程の内発的・外発的制御に関する総説、iCeMSの鈴木 健一准教授による細胞膜におけるシグナル伝達を生み出す脂質ラフトについての総説、村上 達也助教(iCeMS京都フェロー)がメゾ科学の臨床的応用の可能性を示すミニレビューなどが収載されています。

客員編集長としてハイデルベルク大SFB873の座長を務めるアンソニー・ホウ教授と、iCeMS拠点長の中辻憲夫教授のお二人をお迎えした (⇒ Editorial) この特集号の刊行は、両機関の今後の協働を後押しするものとなることが大いに期待されます。

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