ドイツで鉄道車両の軽量化に向け新材料を開発(ニュースサイトMaterials Viewsから)

列車の車体を軽量化できれば、エネルギー節約につながりコスト面でも環境面でもいいこと尽くめです。しかし車体の構成部品には何より頑丈さが要求されるため、鋼鉄・アルミなどの金属が用いられるのが普通で、軽量化には困難が付きまとってきました。

Wiley-VCHの材料科学ニュースサイトMaterials Viewsによると、ドイツでは産学協同により、ポリウレタンをベースに開発された新材料を車両部品に用いる試みが進められています。この材料を使って最初に試作品が作られたのは、車体の下でエンジンを包んで保護する「ディーゼルエンジン・ハウジング」と呼ばれる部品です。線路から跳ねる石からエンジンを守るとともに、オイル漏れを防いだり万一のエンジン発火の際に延焼を食い止めるなど安全上重要な役割を果たす部品で、それだけに材料に対する要求も高くなりますが、新材料による試作品は最初の強度試験を無事通過したそうです。

開発者によると、新材料を用いることによってこの部品は従来より35%以上軽量化され、同時に製造費も30%削減できました。今後は強度試験を継続するとともに、他の車両部品への利用も検討されるとのことです。

詳しくは元記事をご覧下さい。
 ⇒ Materials Views – Building Lightweight Trains

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