「室温で光による液化-固化を繰り返す材料」産総研・吉田研究グループ長らの論文をAdvanced Materials誌が掲載

独立行政法人・産業技術総合研究所(産総研)ナノシステム研究部門・スマートマテリアルグループの吉田 勝 研究グループ長と秋山 陽久 主任研究員は、温度一定の室温状態で、光を照射するだけで液化と固化を繰り返し起こす材料を開発しました。加熱や冷却を行わずに、室温で光照射だけで液化-固化の変化を繰り返すことができる単一物質としては初めての例になります。今後は、再利用・再作業ができる光制御接着剤など、新しい光機能材料としての応用が期待されます。

この研究報告は、Advanced Materials誌に論文として掲載されました。この論文は現在、Early Viewとしてオンライン版で先行公開されています。(本文を読むにはアクセス権が必要です)
 ⇒ Akiyama, H. and Yoshida, M. (2012), Photochemically Reversible Liquefaction and Solidification of Single Compounds Based on a Sugar Alcohol Scaffold with Multi Azo-Arms. Adv. Mater.. doi: 10.1002/adma.201104880

■ 産総研プレスリリース(2012年4月6日発表)
 ⇒ 室温で光による液化-固化を繰り返す材料

(4月11日追記)
□ 4月10日夜、テレビ東京「ワールドビジネスサテライト」トレンドたまごのコーナーで本研究が紹介されました。見逃した方も、同番組のサイトでご覧いただけます。(接着力を試すために持ち上げられているのは、Wiley-VCHの本ですね)
 ⇒ トレンドたまご – 光で操る

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