グラフェンの共同発見者アンドレ・ガイム教授が英国王室による「欽定講座」Regius Professorshipの教授に就任

英国王室は、エリザベス女王の在位60周年を記念して、長い歴史を持つ欽定講座Regius Professorshipを国内12の大学に新たに設置、その一つとなったマンチェスター大学物理学・天文学部では、同講座の初代教授として、グラフェンの共同発見者で2010年にノーベル物理学賞を受賞した同学部のアンドレ・ガイム教授が就任しました。
 ⇒ Materials Views – Regius professorship conferred on co-discoverer of graphene

中世に起源をもつRegius Professorshipは、王室の後援者によって設立され、教授の就任には内閣の助言に基づき王室の承認が必要とされる名誉ある講座です。過去に同講座が設けられたのは、オックスフォード、ケンブリッジなど英国およびアイルランドの7大学に限られ、過去百年間に新設された講座は2つに留まっています。今回は、女王の在位60周年記念行事として、マンチェスター大学をはじめ各分野で教育・研究に顕著な業績を上げた12大学が設置対象に選ばれました。

同講座の初代教授としての就任にあたりガイム教授は、同講座がマンチェスター大学に設置されたのは物理学における傑出した伝統を反映するもので、自分がその先頭に立つ役割を果たすことを非常に栄誉に思うとの声明を発表しています。

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