コクラン共同計画とWileyがコクラン・ライブラリーの出版契約を更新、システマティック・レビューを出版12ヶ月経過後オープンアクセス化へ

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コクラン共同計画(The Cochrane Collaboration)とJohn Wiley & Sons社は、このほどEBMの権威ある情報源コクラン・ライブラリー(The Cochrane Library)の共同出版契約を更新したことを発表しました。新契約によって、今後コクラン・ライブラリーに掲載されるシステマティック・レビューは、出版から12ヶ月経過した時点でオープンアクセス(無料公開)化されることになりました。
 ⇒ プレスリリース(英語) The Cochrane Collaboration and Wiley Sign New Publishing Agreement

両者は10年前に提携を開始し、コクラン・ライブラリーを提供してきましたが、今回締結された新契約では、コクラン・ライブラリーのサービスがより多くの人々に普及するようさまざまな試みが図られます。その一環として、2013年2月以降に出版されるコクラン・システマティック・レビューは、出版から12ヶ月経過後に無料公開されることになりました。

コクラン共同計画CEOのマーク・ウィルソン氏は「この新しい契約は、意思決定を行う医療従事者に質の高い研究エビデンスを提供するコクラン共同計画を強力に後押しすることになり、世界の医療従事者、研究者、患者にオープンアクセス提供への大きな前進となる。また、医療情報の革新の最先端にい続けるための最新技術及び新規商品開発の投資が可能となり、エビデンスに基づいたヘルスケアを世界に推進することができる」と語っています。

「コクランについて」
コクラン共同計画は医療の効果に関する最新情報を提供する国際的な非営利団体です。コクラン・システマティック・レビューは医療の場における予防、治療法、リハビリテーションの介入の効果が調査されています。このレビューは、医師、患者、治療方針の決定者、およびその他の医療関係者が遭遇するさまざまな選択を容易に行うことができるよう構成されています。

コクラン・ライブラリーの詳細につきましてはこちらをご覧ください。

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